家の近所には農業用水を貯める池が無数にあります。
一見ブラックバスが釣れそうですが、スレているためか一向に釣れていません。
確かにブラックバスはいますが、釣れているところを見たことはありません。
にもかかわらず、釣り人は大挙して押し寄せて来ています。
車で2、3分走れば琵琶湖があるんですけど・・・。
先日、娘を後ろに乗せて自転車で近所を走っていた時に、ここに池があったの?
という場所を見つけました。
他の池は開拓されていると思いますが、
ここはそんなに釣り人が来てないからスレていないだろうと判断し、
ビックバドのパチもんであるプルトップを試してみました。
BB.pulltop 590円(中古)
正直釣れるとは全く思っていなく、気分転換にでもなればと思いやってみました。
アクションも無茶苦茶ですが、
アピールを強くするために水しぶきが上がるように動かしてみました。
すると4~5投目ぐらいにバイトがあり、
びっくりしてしまい、しっかりフックさせたように感じたんですが、
すぐに外れてしまいました。
その後、雨が強く降り出したので、その日は帰宅しました。
2日後リベンジをする機会ができたので同じ池に行きました。
ルアーは前回と同じプルトップで。
しばらく投げましたが反応が全くありません。
気分転換に、虫パターンのルアーを投げてみました。
すると一投目から「バッシャーン」と迫力のあるバイトがありました。
急激に竿がしなり、岸際の葦の群生しているところに魚が潜り込んでしまいました。
明らかにブラックバスとは違う感触です。
竿は折れるんでは無いかというぐらいしなっていて、
リールはジーッジーッと音を立てています。
ドラグは締めていたつもりだがラインがどんどん出て行きました。
自分の立ち位置を移動させて魚を引き寄せやすくしました。
なんとか岸際まで寄せると魚影があらわに。
やはり「雷魚」でした。
慣れていないので触るのを躊躇ってしまいます。
ブラックバスみたいに口を持つことはできないので、その処置に困ります。
ランディングネット(釣り人がよく腰のベルトにさしている捕獲用の網)、
フィッシュグリップ(魚の口を掴む道具)、
プライヤー(歯が鋭い魚からフックを外す先の長いラジオペンチのようなもの)
を持っていないので途方に暮れていた時に雷魚がバシャバシャっと暴れ、
その拍子にフックが外れてくれました。
大きさを計測できなかったのですが、
目測では40cm以上はあったと思います。
あとで調べたら、
竿は雷魚によく折られている人がいるみたいで、
竿が折れなくてよかったと改めて思いました。
リールもアブの5000程度ではギアの噛み合わせがおかしくなり
使い物にならなくなるみたいなので、雷魚やナマズ用の竿とリールは新しく購入しなくてはいけません。
余談で雷魚釣りの面白い漫画です。