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月状三角間靭帯損傷
2018/05/21 -肩・肘・手
月状三角間靭帯の損傷は、TFCC損傷に合併して起こることがあります。 整形外科での臨床経験で、1例この疾患を疑った患者さんがいました。 MRIでの描出も難しく、確定とまではいかなかったの ...
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Mucous cystとは
2018/05/21 -肩・肘・手
指粘液嚢腫のことで、 指にできるガングリオンとも考えられていますが、 嚢腫と関節部の連続がない場合もあります。 この場合は、膨隆した関節包が部分的に破れた時に、 皮膚表面に粘液嚢腫という ...
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泌尿器疾患が原因の腰痛
整形外科で尿管結石の患者さん 整形外科臨床経験で1度、泌尿器疾患由来の腰痛を見逃した事があります。 その日は忙しかったので、患者さんへの対応が機械的になってしまっていたのかもしれません。 ...
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弾発股内側型について
2018/05/21 -股関節・膝・足
臨床経験上で、外側型はたくさんありますが、内側型は1度だけしかありません。 30歳代の男性で、バドミントンをされていました。 現病歴は、シャトルが前に落ちようとしたのを、拾おうと踏み込ん ...
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弾発肘
2018/05/21 -肩・肘・手
8年間の整形外科での臨床経験で遭遇したことはありません。 上腕骨外側上顆炎の勉強をしていた時に、難治性のものに滑膜ヒダ障害※(synovial fringe impingement)が ...
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上位腰椎椎間板ヘルニア 稀なL1神経根症
L1(第1腰椎)とL2の間のヘルニアは稀です。 私も見たことはありません。 報告されているものの多くは脊柱管内にできるもので、神経症状も馬尾性か神経根性と多彩になります。 L1神経根の単 ...
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fad pad sign以外の肘関節内出血を知る方法
fat pad signについて 転位がごく微小でレントゲンでも骨折が確認できない場合に、骨折による血腫で骨折部周辺の脂肪組織が圧排されて持ち上げられ、それがレントゲン写真に写る事があり ...
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腓骨筋痙性扁平足 Accessory talar facet impingementによるもの
2018/05/21 -股関節・膝・足
腓骨筋痙性扁平足は思春期に発症する事が多く、 ”足根骨癒合症や足根洞症候群などによる疼痛を回避しようとして起こる反応”と考えられています。 Accessory talar facetは、 ...
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子供の激しい首の痛み 小児頚椎椎間板石灰化症
2018/05/21 -頚部・胸・腰
小児が激しい頚部痛、頸椎可動域制限を来した時に、鑑別が必要になるものの1つに小児頚椎椎間板石灰化症があります。 椎間板石灰化の現象は、成人においては加齢による退行性変化として起こり、特に ...
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腋窩神経障害とは
腋窩神経麻痺は、脇の下を後方に回り込むといった独特の走行をしています。 そのため肩関節を脱臼した時には神経が引っ張られたり、肩関節周囲筋肉の使いすぎによって絞扼を受けたり、肩周囲の打撲に ...