9月になり家の周りで異臭がするようになりました。
クーラーをつけなくなり、窓を開けることが多くなったので院内にも少し臭いが入るようになりました。
猫の糞尿かと思っていましたが、それだけではないようです。
先月、猫とイタチが戦っているのを見て家のまわりにイタチが居ることを認識しました。
つい先日、暗くなってから窓の外でゴソゴソと音がしました。
人感センサーのライトが点いていました。
猫がいるのかとカーテンを開けると見たことのない動物がいてビックリしました。
思いっきり目が合いましたが逃げません。
慌てて携帯で写真を撮りました。
最初はタヌキかと思いましたが、なんか違います。
ハクビシンの画像も調べましたが、尻尾の形が特徴として違います。
調べていると「アナグマ」にたどり着きました。
人を恐れないので逃げないと書かれていました。
またジビエ料理としても有名らしく、
実は、このアナグマが「たぬき汁」になるらしいのです。
実際にタヌキを料理しても美味しくはないのです。
なぜタヌキと呼ばれるのか?それはタヌキの寝床(穴ぐら)に一緒に住み着いていることから由来していて、「同じ穴の狢」という言葉は
このムジナがこのアナグマであると言う事らしいのです。
翌日にお隣さんと話をすると、畑にイタチが出て悪さをするとかという話を聞き、捕獲した方が良いと言う話になりました。
そこで市役所の鳥獣被害対策室というところに電話して罠を借りることになりました。
罠を仕掛けてもかかるのは、我が家の猫や野良猫ばかり。
そんな日が続きました、
しかし、11/21についに猫以外のものが掛かりました。
このたぬ吉はちくわで掛かりました。
実はもう1匹いて、それがこのたぬ吉を助けようと檻の周りを一生懸命掘っていました。
おそらくたぬ吉の親でしょう。
野生動物を捕獲した場合には市に連絡しなくてはいけません。
連絡から数時間後に職員が来て、檻ごと持って行きました。
私は、どこか遠くに放されるとばかり思っていたのですが、後で檻を再設置しに来た市の職員に聞いたら、どうやら二酸化炭素を使って殺処分したそうです。
殺処分するなら逃せばよかったと後悔しています。
そう言っていた5日後には、なんとアライグマが掛かりました。
アライグマは可愛い鳴き声を出します。
比較的大人しく、暴れたりもしません。
『ラスカル』を見ていた人なら飼いたくもなります。
しかし、害獣であることから処分も仕方なし、ということで市に連絡し引き取りにきてもらいました。
市の職員はアライグマの捕獲は久しぶりだ、と言っていました。
施術の時に、近所に住む患者さんに「先日、院の庭でアライグマが獲れました」と言うと、
患者さんは先々月に猿を見たと言っていました。
院の近くにある滋賀大には林があるものの、そんなに野生動物がいるとは思ってもいませんでした。