タープの支柱が外果・内果・後果にあたり、天井が壊れてしまうのがPilon骨折で、脛骨“天蓋”骨折とも呼ばれる。
Pilonとは、フランス語で「すりこぎ棒」の意味で、脛骨関節面(すりこぎ棒)が距骨(すり鉢)に強くぶつかって起こるのが語源。
Pilon骨折に果部骨折が併発することもあるが、天蓋が壊れていればすべてPilon骨折と呼ぶ。
Pilon骨折の多くは骨折線が明確だが、診断名をきちんと思いつくことができるかが大切。
Pilon骨折は関節内骨折で、多くは転位も強いため手術考慮。
日中ならば整形コンサルトへ。