2020年、4月の中旬になり暖かい日が続くので、朝起きるのも苦にならなくなりました。
最近は6時半には畑で作業をしています。
休みの日には新型コロナに感染しないように最大限の注意はして、
コメリに行って肥料や苗を見て回っています。
趣味が年寄り臭くなってきました。
屋外の作業だし、三密は避けれるから丁度いいです。
畑では色々と作っていますが、去年から今年の冬には白菜が出来すぎて腐らせてしまうこともありました。
この白菜を作っている時に思ったのが、
虫に食べられる白菜と虫に食べられない白菜があるということでした。
よく、『虫に食べられる野菜は虫が美味しいから付く』ということが言われていますが、
実はこれはどうも違う、という事を言う先生がいて、
九州大学農学部で学ばれた吉田先生が言うには、
健康な野菜には野菜自身が虫から身を守る力があるということです。
そして、健康な野菜は良い土からしか生まれないと言っています。
良い土は発酵型の土で余計な有機物が混じっておらず、
余分な肥料が残っていたりする腐敗型とは異なるようで、
良い土で育てれば余計な虫は寄って来ないそうです。
【良い土】
【悪い土】
接骨院を開院した2年前、畑の草刈りをして積み上げて雑草の山を作りました。
2年経った今では雑草の山にはさらに雑草が繁茂していましたが、
雑草を刈り取るとフカフカの土が出てきました。
雑草が完全に土に帰って堆肥となっていました。
土がフカフカなのは菌が繁殖していて、
それが土を良い状態にしてくれているのです。
これで畑2畝分はある堆肥を得ることができました。
本当に良い土なのでこれで夏野菜を作るのが楽しみになってきました。
同じ野菜であれば何でも同じように身体に良いというわけではないようです。
吉田先生の作る野菜と市販の野菜では腐敗する速度が違うみたいで、
吉田先生の野菜は生命力の高い野菜なので長持ちするそうです。
ある幼稚園でこの野菜を給食に出すようになってから、園児の欠席率が下がったと言います。
要は風邪などに罹患しなくなったということです。
この記事を読んでから市販の野菜が何だか気持ち悪くなってきました。
特に輸入した野菜はどうやって作られたのか分からないので、
多少高くても生産者が分かる国産の良い野菜を選ばなくてはいけません。
娘が野菜嫌いで困っていますが、
本当に良い野菜なら食べてくれるかもしれません。
そして家族の食の安全のためにも、
今年の夏野菜には特に力を入れて作りたいです。
引用
JAグループ:やさい畑 2019秋号