股関節・膝・足

陥入爪の簡単なテーピング

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陥入爪かんにゅうそうは、小さい靴を日常的に履くことによって起こる足趾への圧力(物理的な外力)、巻き爪や深爪(爪の形状)、外反母趾(足の形)などによって起こります。

最近では抗ガン剤の副作用としても起こることが知られています。

巻き爪と混同されますが、巻き爪は爪甲の先端が内側に巻いたように変形した状態をいい、陥入爪とはまた異なります。

巻き爪によって起こるものなので、両者は併発しているものと思われます。

病態としては爪甲側縁が周囲の軟部組織に食い込んで、疼痛や炎症、肉芽形成、二次感染を引き起こした状態を言います。

簡単なテーピング法が皮膚科の先生によって紹介されています。

 

【用意するもの】

テーピングを幅1cm、長さ3〜4cmほどの短冊状にカットしたものを4本だけ。

【方法】

①病巣の上から爪の辺縁を沿うようにアンカーテープを貼る

②爪が食い込んだ病巣部を引き離すようにテープをアンカーから螺旋状にテープを貼る

(1周しないように注意)

③少しずらして②と同様にテープを貼る

④アンカーの上に貼ったテープが剥がれないようにアンカーの上に同様にテープを貼って完成

 

【注意】

テーピングはその日のうちに剥がして患部を清潔に保たなくてはいけません。

爪の切り方などは自己流はやめて皮膚科の先生に指導を受けた方が良いみたいです。

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