このストレッチ法の発表は2015年の「手の外科学会」であったみたいです。
今が2019年なのでちょっと古い情報ですが、私は最近知りました。
『とくなが法』
と呼ばれるストレッチ法で、ばね指で原因となっているトンネル(腱鞘)部分を伸張させて広げて引っかかりのもとを無くし、弾発現象を軽減させるものです。
屈筋腱にかかる左手母指が屈曲させようとする力のベクトルと右手が母指を伸展させようとするのに抵抗する力のベクトルの合わさったものが屈筋腱鞘(A1 pulley)の内腔を拡大させようとする力になります。
同様に、母指以外の指では
このようにストレッチを行います。
原理は母指の場合と一緒です。
まだ患者さんに試したことはありませんが、指導を試みたいです。