レッスンを受けに行くと、中国人の彼がいました。
机の上にはTOEFLのテキストがあります。
日本ではなくて、また別な土地に行くのでしょうか?
簡単な挨拶を済ますと、
私が接骨院をやっていると自己紹介したので、
手が痛いから診てくれと言いました。
中指の手の甲を痛めている様です。
本人はぶつけたと言っていました。
骨折や伸筋腱の脱臼はなさそうです。
勿論、手元には湿布やテーピングなどありません。
自転車で1、2分なので、一旦戻り湿布と包帯を取ってきて、簡易的な処置をしてあげました。
彼は日本に来て2年ですが、これまで医療機関にかかったことがない様です。
えらい感謝されました。
先生からは「ナイス エクチョン」
と言われて
?
と一瞬思いましたが、ああactionと言っているのか、と分かりました。
留学経験のある患者さんが、俳優のシュワル・ツネガーの英語のドイツ訛りがひどいと言っていたので、
これもドイツ訛りなのかと思いました。
先生との会話で、どうやって寝ているか?の話になり、
今は和室で、畳の上で寝ていると言い、
「布団は面倒なので畳んでいない」という時に
「たたむ」が分かりませんでした。
先生はfold upと教えてくれました。
「布団をたたみなさい」は
Fold up your bedding.
となります。
住んでいるマンションは何階建て?と聞かれた時に
先生は、storiesを使います。
floorとちょっとだけ混乱があります。
story とfloor
”建物の高さ”を表現するときは、storyを使います。
だから「二階建ての家」をa two floor houseというのは間違っています。
floorは”特定の階数”の表現に使われます。
「5階建てのビルの4階に住んでいる」を覚えておけば大丈夫です。
I live on the fourth floor of a five-story building.
あと面倒なのは、英国式の階数の表現です。
1階をgrand floorと表現されると
2階はfirst floorになってしまい、以降は実際の階数より1つ減った表現になるので、
米国式の様に
1階をfirst floorと表現されているか確認する必要があります。