神経 頚部・胸・腰

頚肋と胸郭出口症候群

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胸郭出口症候群を勉強すると頚肋という言葉が必ず出てきます。

これって実際にレントゲンを撮らないで、

触診で分かるものなのでしょうか?

接骨院ではレントゲンを撮ることはできません。

頚肋の存在が疑われれば整形外科に対診に出すしかないのでしょうか?

私は疑えれば合格点だと思います。

 

頚肋とは

頚肋は解剖学的にには頚椎7番(C7)に生じる余剰の肋骨、あるいは横突起の過形成とされています。そして横突起の長さと結合する組織によって分類がなされています。

女性に多く、大多数は無症状です。

 

胸郭出口症候群のタイプ

圧迫型の胸郭出口症候群は大まかに分類がなされています。

一番頻度が多いのが、頚肋症候群で、次いで前斜角筋症候群です。

その他、第1肋骨症候群、肋鎖症候群、過外転症候群、小胸筋症候群

は比較的少ないとされていますが、

臨床的に明確な区別はできません。

 

胸郭出口症候群を起こす頚肋

頚肋と第1肋骨が軟部組織(異常索状物)

によって結合している場合が多いです。

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