私・家族の健康

子供にウオノメ(鶏眼)ができるのか?

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2018年2月中旬のことです。

風呂に入る前に5歳の娘が急に足が痛いと言い出しました。

その日は外で遊んでいましたが、別にケガなどしたような感じはありませんでした。

見ると足の裏の足趾の根元部分にトゲが刺さっているような黒点が見えました。

周囲を圧迫してなんとかトゲを出そうと試みましたがトゲは出ませんでした。

時間が経てば抜けやすくなるだろうと諦めて風呂に入り、

風呂から上がると、娘はそれ以上痛いと言わなかったので放っておきました。

その日から3週間経った3月上旬に思い出して足の裏を見ると、写真のようになっていました。

痛くないか聞くと、触れると痛いそうです。

それで、かかりつけの小児科に電話して皮膚のことであるが診てもらえるか確認し、

診てもらうことになりました。

 

小児科に行く

嫁が娘を小児科に連れて行って診察を受けて帰って来ました。

嫁に「トゲやった?」と聞くと、

「ウオノメって言われた」という返事でした。

私は柔道整復師という仕事をしているので娘の足にウオノメができてしまったことがショックでした。

「そんなに足に変な体重の乗り方をしていたのだろうか?毎日一緒に過ごしていて見落としているなんて」

しかし、できている部位が体重のかからない部分なので、

「なんでこんなところに?」という気持ちが強かったのですが、

嫁の「靴がきっと合っていないんだ」という言葉に

「そうなのかな」と無理矢理に納得しました。

 

柔道整復師の勘

翌日に子供の足にスピル膏が貼られているのを見て、やはりウオノメというのには違和感があったので、色々と調べたり人に聞いたりしました。

すると、子供にはウオノメができるよりも疣贅(ユウゼイ・イボ)の方が疑われるとのことでした。

ネットでは皮膚科の先生が『ウオノメと間違えることが多いので鑑別に注意』とも書いてくれています・・・。

足の裏にできる疣贅をミルメシア(myrmecia)と呼びます。

このミルメシアという名前はオーストラリアの『ブルドッグアリ』と同じ名前です。語源との関係は不明です。皮膚科の先生方はミルメシアは「蟻塚という意味」だと言っていますが、調べても蟻塚という言葉は出て来ませんでした。英語ではないのかもしれないです。

娘の足にできた”できもの”がウオノメなのか疣贅(イボ)なのかはっきりとさせる為に、セカンドオピニオンで皮膚科の先生にかかることにしました。

ウオノメとイボでは治療法は違いますし、イボを間違った治療をして増えてしまったなんて話もあるからです。

私自身もウオノメとは違うのではと思っていたのもあります。

 

皮膚科に行く

今回は私も一緒に行きました。

皮膚科の先生は足を見るなり、

「ああ、これはイボだね」

と言いました。

嫁が「イボってウオノメの1種ですか?ウオノメと違うんですか?」

と医師に聞くと

「子供の皮膚は柔らかいからね。ウオノメにはなりにくいよ」

と言いました。

嫁はどうやらウオノメであって欲しかったみたいです。

ウオノメならスピル膏で良くなるかもしれないからで、

イボであるなら液体窒素で治療をしなくてはいけなくなり、

痛みがあるため娘が我慢できるか心配だったのです。

私は私で、ウオノメであって欲しくなかったのです。

柔道整復師である自分の娘に、身体のバランスの崩れがあった事を見抜けなかったなんてことがあってはいけないからです。

靴も金銭的なことは考えず、足に合った良いものを履かせて来た自負がありました。

液体窒素を綿棒につけてイボに3回塗りました。

娘は気丈にも我慢してくれて痛いの一言も言いませんでした。

イボは液体窒素につけると白くなりましたが、家に帰ると元に戻っていました。

医師の先生は

「人によるけど、ほんの数回で良くなる人もいますし、何ヶ月も治療している人もいます。」

と言っていました。1回で良くなる事を期待していましたが、どうやら長期戦になりそうです。

2週間に1回のペースで通院して治療をすることになりました。

 

2回目の皮膚科受診

小児科の先生がウオノメと診断したのをスピル膏でそのまま治療していたらイボが増えてしまったかもしれません。セカンドオピニオンで皮膚科を受診して良かったです。液体窒素を使って治療を開始して2週間経ちました。その間に娘が痛みを訴えたことはありませんでした。皮膚科を受診すると、医師の先生が

「イボが取れているね」

と言いました。

実際に足を見るとイボの中心にあった黒い点がなくなっています。

黒い点があった部分は少し凹んでいますが、知らないうちになくなっていました。

「これならもう治療は必要ないね。最短記録だね。」

と言い、治療は終了となりました。

子供の場合では早く治療を開始したら早く治るんだなと、改めて思いました。

 

ウオノメ(鶏眼)とは

ウオノメの断面図を見ると、角栓である芯の部分は奥深くまで入り込んでいるので、神経にも触れて痛いのです。芯は床からの応力と骨に挟まってできるので、身体の柔らかい子供ではウオノメはできにくいと思いますが、小さい靴を我慢して履き続ければできるのかもしれません。

胼胝(べんち、たこ)はこの芯が無く、ウオノメが深在性であるのに対して表在性のものです。無症状であることが多いです。

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