股関節・膝・足

比較的女性に多い膝の外側の痛み

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膝の外側が痛い時

膝関節の外側に痛みが出る疾患はいくつかありますが、鑑別は比較的容易につきます。

もちろん、疾患の名前は知っていなくてはいけないという前提ですが、頻度的に少ないものは見逃される可能性があります。

近位脛腓関節障害は頻度的に少ないので見逃される可能性がある疾患です。

これは腓骨頭の脱臼や亜脱臼、靭帯性・骨性の癒合などでありますが、はっきりとした診断基準はありません。

レントゲン

腓骨頭の関節面は、関節が緩いほど関節面は水平型で広くなり、可動性が極めて少ない場合は関節面は斜め型で小さくなります。

近位脛腓関節の脱臼は交通事故など大きな外傷によって起きたり、下腿の骨の骨折後に起こったりします。

亜脱臼は全身の弛緩性と関連があります。

臨床経験

靭帯性・骨性の癒合は、整形外科の勤務で1度経験がありました。

この時患者の愁訴は膝の内側の痛みでしたが、ドクターはこれを見逃さず、近位脛腓関節症の存在を指摘していました。

関節面はレントゲンでは白く硬化して骨棘と呼ばれる骨の変形もありました。

患者さんは山登りをすると痛いということで、

「膝を曲げて、足関節を背屈させて荷重する」という痛みが誘発される格好をよくされていました。

この疾患は足関節の動きが強く関わっていて、足関節にフォーカスして治療することで

治ることもあります。

私自身が担当したことはありませんが、腓骨頭の脱臼も来院された事があり、足関節を動かすことで整復がなされていました。

 

治療法

膝下にサポーターを巻くことで症状の軽減が見込める場合があるので、お困りの場合は医療機関でサポーターの作製処方をお願いされるといいかもしれません。

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